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研究業績

  • 執筆者の写真: a4k4i8r8a
    a4k4i8r8a
  • 2017年2月1日
  • 読了時間: 2分

研究者の重要な仕事の1つは、生産した知識を論文なりなんらかの形として残すことなんだと思います。

今の評価社会では、「英語」の論文の中でもインパクトファクターなるものがついた論文をたくさん書くほど評価が高い。

それはインパクトファクターが高いほど、それだけたくさんの人に読まれる可能性が高いからであるが、それは研究の分野で大きく違うと思う。

僕の研究対象は水稲だが、僕の論文を読む・読みたい人たちは日本人で、ましてや農家が英語の論文をよむのか?

そんな中、英語で書く価値はあるのか?

僕が研究者として生きていくにはとても価値がある。

ただ、忘れてはならないのは大学の研究のほとんどは間接的に税金を使って行われていること。税金を納めているのは、ほとんどが日本人である。

よって成果は積極的に納税者(日本)に還元されるべきである。

工学や農学などの実学は、そうかもしれないけど理学などの真理を探求する分野は、どうやって研究成果を社会に還元すればいいのか?というのは地球科学や環境研究を行なっている分野で課題になっており、future earthというプログラムを動き出している。http://www.chikyu.ac.jp/future_earth/

ただ、僕はその研究が自己満足ではなく面白ければ直接的に成果を社会に還元する研究でなくても良いと思う。みんながへぇーおもしろ〜いというものは良いと思う。

イグノーベル賞が良い例である。僕はノーベル賞よりもイグノーベル賞に憧れる。

話がずれたが、もしも今後もインパクトファクターを重視した評価が続くなら、国内誌にも日本独自のインパクトファクターを設定してもらいたいと思う今日この頃です。


 
 
 

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